Section3

セクション03

十谷峠 〜 薬袋

古の峠道が語る
山里の記憶紀行

深い森と岩場の組み合わせが変化に富む区間。かつて生活用品や木材を運んだ歴史ある峠道を通り、徐々に標高を下げていきます。天気が良ければ富士山と南アルプスの雄大な眺めを独り占めできる静かな山歩きが楽しめます。随所に残る古い架線跡が、山の暮らしを物語ります。

歩行距離
約12.4km
所要時間
約9時間

セクション3 縦断面図

セクション3 縦断面図
アクセス方法

セクション03北口

(十谷峠)

セクション03南口

(早川町交流促進センター)

Details

このセクションの見どころ

Section Highlights

十谷峠

早川町と富士川町を結ぶ、生活物資の交易路として栄えた峠道です。新倉・茂倉の人々は、和紙の原料や木炭、蚕の繭を背負って十谷・鰍沢へ運び、帰りには日用品を仕入れて帰りました。「酒を背負って帰る途中で飲み干してしまった」という笑い話が、往時の賑わいを今に伝えています。

御殿山

早川町茂倉の人々の信仰の山として大切にされてきた霊峰です。かつては雨乞いの祈りが捧げられ、冬には猟師たちが訪れた狩猟の山でもありました。ブナやミズナラの原生林が広がり、山頂には猪の供養碑が残ります。豊かな自然と山の信仰が息づく神秘的なスポットです。

富士見山展望台

その名の通り、富士山の絶景を望める特等席です。MAFTを代表する展望スポットの一つで、天気の良い日には富士山の雄大な姿がくっきりと浮かび上がります。手つかずの自然に囲まれた展望台からは、季節ごとに異なる表情の富士山を楽しむことができます。

宮平

山中に広がる貴重な平地エリアです。かつては牧場として活用され、山の暮らしを支える重要な場所でした。なだらかな地形が心地よい休憩ポイントとなっており、周囲の山々を見渡せる開放的な空間が広がります。春には山野草が咲き誇る高原として知られています。

早川往還

かつて富士川流域と早川町を結ぶメインルートとして賑わった歴史街道です。トロッコ軌道が敷設されるまで、身延町から早川町へと続く重要な生活道でした。塩之上集落付近では、当時の面影を残す道筋をたどることができ、往時の山里の暮らしに思いを馳せることができます。

桜平

山住神社の跡地として知られる神聖な場所です。かつてはこの地で山の神を祀る盛大な祭りが開かれ、出店が立ち並ぶ賑やかな祭礼の場でした。神社は移設されましたが、当時の建物が残り、山の暮らしと信仰の歴史を今に伝えています。静寂に包まれた祈りの空間です。

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