Section2

セクション02

池の茶屋峠 〜 十谷峠

富士と南アルプスを望み
峠の記憶を偲ぶ散歩道

池の茶屋峠から足馴峠、倉尾山、十谷峠に至るセクション。塩見岳以南の南アルプスの山々、赤石岳や悪沢岳を望むことができ、南東方面に富士山がくっきりとその姿を現す。
距離は短めでアップダウンもさほど無いが、倉尾山から南下する部分は急である。足馴峠は、富士川町と早川町のかつての人々の交流交易、早川町の西山温泉への湯治客が利用した歴史を持つ。

歩行距離
約9.3km
所要時間
約7時間

セクション2 縦断面図

セクション2 縦断面図
アクセス方法

(池の茶屋林道ゲート)

(十谷峠)

Details

このセクションの見どころ

Section Highlights

池の茶屋峠

昭和20年頃まで、早川町奈良田と旧増穂町の交易拠点として賑わった峠です。池のほとりに建つ茶屋がかつてあり、増穂の強力(ごうりき)たちが運ぶ米・麦・塩と、奈良田の特産品である下駄や曲物が取引されました。往時の山里の暮らしと人々の営みを今に伝える、歴史ある休憩ポイントです。

足馴峠

西山温泉への「湯島道」として栄えた歴史ある峠道。トロッコ道が整備される以前は、強力(ごうりき)たちが湯治客を背負子で運び、多くの旅人で賑わいました。日本山岳会初代会長の小島烏水をはじめ、草創期の登山家たちもこの道を通って南アルプスを目指した、山岳史に残る重要なルートです。

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